失業保険コラムColumn
2026.01.26
退職願・退職届の正しい出し方とタイミング|失業保険で損しない3つのポイント
「退職願と退職届は何が違う?提出はいつが正解?」——提出の仕方や時期は、その後の失業保険(基本手当)に直結します。本記事では、退職前〜提出時の判断を、(1)種類の違い(2)提出タイミング(3)離職理由・離職日の3軸で整理。初回の入金時期や金額を最適化するための内部リンクも併せて紹介します。
全体像を先に把握したい方は、基礎解説も参考に:
失業保険の基本をわかりやすく解説|受給できる人・できない人の違い
目次
1.退職願と退職届の違い
退職願は「退職したい」という意思表示、退職届は「退職が確定した後の最終的な提出書類」という位置づけが一般的です(就業規則に従います)。
実務では、まず退職願または上長への口頭相談→会社と日程などを合意→会社の指示に沿って退職届を提出、という流れが多いです。
- 文面はシンプルでOK:理由の詳細は不要(「一身上の都合により」等)。
- 感情的・断定的な表現は避ける:後の書類や離職票の記載と矛盾が出ると面倒。
2.提出タイミングで“もらえる時期”が変わる
提出時期は、離職日・離職票の発行・ハローワーク手続きのスケジュールに波及します。初回振込の目安は、失業保険はいつから振り込まれる?待期・給付制限・初回認定日までのタイムラインを参照してください。
- 有給消化と離職日:有給を消化してから退職するか、買取になるかで離職日がズレる→手続き開始が後ろ倒しになることも。
- 月末・連休・金曜認定の偏り:認定日や金融機関の稼働で入金が数日ずれることがあるため、逆算カレンダーで余裕を。
- 離職票が遅いとき:会社へ発行時期の事前確認が有効。届かない・遅い場合の対処は公式情報で最新を確認。
退職前の全体設計はこちら:
退職前にやることチェックリスト|失業保険の準備で損しない
3.失業保険で損しないための「離職理由」と「離職日」
離職理由(自己都合・会社都合・雇止めなど)は待期・給付制限・所定給付日数に影響します。
退職願/届には詳細理由は記載しないのが一般的ですが、会社との会話ログやメールは保管推奨。後に離職票記載と齟齬が出た際の説明材料になります。
- 「合意退職」でも実態次第:配置転換・雇止め・労働条件の大幅変更など、状況により取り扱いが変わるケースあり。
- 離職日=在籍最終日:有給消化期間の最終日が離職日となるのが一般的。医療等で働けない期間が絡む場合は窓口で確認を。
4.提出前に決めておく実務ポイント
- 提出ルート:直属上長→人事の順で合意形成。就業規則の「何日前まで」も要確認。
- 書式:会社フォーマットがあれば原則それに従う。なければA4縦、手書きorPC可、シンプルな定型でOK。
- 控え・記録:提出日・誰へ渡したか・メール送付の履歴を残す。
- 在職中の短時間稼働:退職前後は収入の扱い・申告が複雑になりやすい。退職後の短時間・在宅ワーク時の申告は下記も参照。
└ 週3日・1日4時間の働き方はOK?失業保険の申告のしかたと注意点
5.「いつ・いくら」も同時に先読み
退職届の提出=離職の確定。初回入金までの期間や総額の概算を同時に把握しておくと、家計の不安が大きく減ります。
- 入金時期の見通し:認定日から何日で振り込まれる?
- 再就職が早まる場合の選択肢:再就職手当の超入門
6.よくある失敗と回避策
- (失敗)離職日を焦って確定 → (回避)有給消化・引継ぎ・手続開始日を逆算し、金曜や連休前の認定偏りも考慮。
- (失敗)退職理由を詳細に書きすぎ → (回避)書面は定型で簡潔に。実態が変わる場合は別途記録(メール等)で残す。
- (失敗)短時間・在宅の収入を無申告 → (回避)申告が原則。迷ったら窓口確認。
7.公式情報で最終確認(ブックマーク推奨)
制度や運用は更新されることがあります。最新情報は以下の公的サイトで確認を。各リンクは当サイトの公式情報まとめにも整理しています。
8.まとめ|提出は「合意→届」の順。離職日・理由・認定日を逆算
退職願は意思表示、退職届は確定後の提出。離職日と離職理由の設計が、初回入金の時期や総額に波及します。
不安や個別事情(雇止め、健康・介護、在宅ワーク併用など)がある場合は、一次情報と当サイトの関連記事で最終確認を。
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この記事の監修Carrer Beauty 編集チーム
失業保険・退職給付・公的制度をテーマにした解説コンテンツを制作。FP有資格者のチェックを受けながら、実際の手続き現場で使われている資料や公的サイトを参照し、読者が「自分で手続きできる」レベルまで落とし込むことを目指しています。